これはと思い、NHK・ETV特集「作家・辺見庸 しのびよる破局のなかで」をみる。
カミュの「ペスト」から「絶望になれることは、絶望そのものよりもさらに悪いのである」という文を参照しながら、日常が日常であることのしぶとさを指摘していたのが印象的。
変化はコーティングされ、日常の下においやられる。
まさに今が転形期であることを常に意識しながら生活するのはなかなか難しいけど、その努力はしたいと思う。
できれば、しっかりと時代を感じながら生きていたいから。
最近ETV特集でみたのは、加藤周一、吉本隆明、辺見庸。
このお三方の言っていることを自分なりに咀嚼できればいいと思うのだが。。。
それにしても、考え続ける人の言葉の重みはすごい。
「おじいさん先生」SAKEROCK