同居人と根津周辺探索。



南北線東大前で下車して根津までの道中に偶然、立原道造記念館なるものを発見!
何を隠そう、僕の好きな詩人の一人であるのだ。
道造直筆の字やその性格を覗かせるメモとかが見れてよかった。


caikotに顔を出して、わんちゃんのジジと戯れてから、毛さん?で山椒?がピリリと効いた担々麺とプリプリ水餃子を。
うまい!
店の横に毛沢東のでっかいポスターがあった。
毛沢東と言えば、僕の中ではチャン・イーモウの「活きる」の世界が浮かんでくる。



その後、谷中へ。


やなか珈琲店にて谷中ブレンドを200g購入。すっきりしていておいしい。
岡倉天心記念公園なるレアな公園へ。案の定というべきか、やっぱり六角形の屋根。笑
谷中銀座の先にある夕やけだんだんという階段が素晴らしかった。
本行寺という寺では、突然ドカン!という音がしたと思ったら梨が僕の真横に落ちてきた。ありゃ、驚いた。なんせお墓の多い谷中ですから。きっと、しっかり生きろってことなんだろう。
などなど歩いていて疲れない根津、谷中なのですなぁ。
時間が重層している場所はやっぱりいい。




「唄」


裸の小鳥と月あかり
郵便切手とうろこ雲
引き出しの中にかたつむり
影の上にはふうりんさう


太陽と彼の帆前船
黒ん坊と彼の洋燈
昔の絵の中に薔薇の花


僕は ひとりで
夜が ひろがる


『日曜日』より 立原道造